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鈴のアンクレット
★Amazonロマンスカテゴリー第1位[2019]★
切ない恋と官能的な純愛――性愛と愛の境界を描く〈BetterHalf〉シリーズ第1作。
――怖かった。けれど、知りたかった。
恋愛を知らずに“性愛”を書いてきた彼女。
愛を失ってから“欲望”だけを描き続けた彼。
心の傷と罪の記憶を抱えた二人が出会い、
官能と純愛のあわいで揺れる“大人の恋愛小説” 。
悠里(ゆうり)は、市役所勤めの平凡な女性。
投稿サイトで人気を集める恋愛小説を書いていたが、
書籍化の打診をきっかけに、自分には恋愛経験がないことに気づく。
一方、官能小説家の立花(たちばな)は、
喪失と罪悪感を抱え、愛を避けて“欲望と快楽”を書き続けていた。
二人が出会ったのは、クリスマスが近づく頃。
ホテルのスイートルームで始まったのは――
「男女の性愛観の違い」という切実な対話。
やがて心の奥の痛みをさらけ出しながら、
二人は“性愛”と“愛”のはざまで、少しずつ再生へと歩み出す。
――快楽の果てに残っているのは、相手への愛。
性愛を恐れてきた彼女と、性愛を避けてきた彼。
二人はそれぞれの過去を乗り越え、
大人の純愛ラブストーリーの結末 に辿り着けるのか――。
・大人の純愛×心理ロマンス×すれ違い×スローバーン
・甘く切なく、心理描写が心に響く“大人の恋愛小説”
・切ないロマンスと濃密な官能描写を兼ね備えたヒューマンドラマ
・心の傷、再生、許しをテーマに描く耽美な純愛
特別付録として、
悠里と立花をつないだ横沢と田沢のバレンタインを描く
番外編《三十三個のキスのあと》も収録。
※本作にはストーリー上で欠かせない官能描写を含みます。
【読者レビュー(WEB公開時)】
■とてもよかったです。温かい恋愛小説でした。(40代・女性)
■面白い設定だな と思い読み進めました。男女の繊細な事情が故に少しのすれ違いにドキドキしながら。(40代・女性)
■もーう全てが切なくて苦しくて、甘くて美しいです!(30代・女性)