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結局私は愛されてセックスがしたかったんだ(10)
※注意※
本作を含む3話『結局私は愛されてセックスがしたかったんだ(8)(9)(10)』はTL漫画表現の性的シーンはございません。
また演出上、明確にヒーロー以外とのセックスシーン等が含まれています。
苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
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周囲からの言葉と勝手な憶測、様々な要素が絡まり、自分は昂輝の近くに居るには相応しい人間ではないと自分の価値を決めつけてしまっていた愛耶。
こびり付いた不安を蹴散らすように、今回も、そしてこれまでも昂輝は何度でも愛耶を救い、その手を取ってくれた。
そんな昂輝もまた、突然家を出ていった母親や、高校時代に急に学校に来なくなった当時の愛耶のように、再び自分の元から愛する人が前触れも無く去ってしまう不安に怯えていたのだった。
そして愛耶が時折感じていた隠された本音もまた、昂輝が抱く不安から生まれた臆病な一面だった事を知る。
不安におもっていたのは自分だけじゃない…。
そう気づいたことでこれまで曇っていた昂輝への気持ちが晴れ、本当に大切な人にどうしたいのか、愛耶自身の”愛し方”に気づいていく。
紆余曲折の末にたどり着いた、二人の気持ちが本当の意味で繋がり物語が大きく動く。
※本作はいーないんの個人誌作品の電子書籍版となります。【27ページ】