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蒼ばら屋敷の少年
1910年代イギリス。
英王エドワード7世が崩御しジョージ5世即位に国中が沸いている頃。
常に黒いレンズの眼鏡をかけている12歳の「アベル」は、ロンドンの寄宿舎学校にいた。しかし、授業は全く身に入らず黒い眼鏡越しに、教室の窓から外ばかり見ている。特に、英国史の点数は散々だ。
そんなアベルを問題視した歴史担当の初老の独身教師「ジェームズ」は、放課後にアベルを残し、補習授業を行おうとするが、ある事をきっかけにジェームズの方が解雇されてしまう。
その失意のジェームズのもとを、ある青年が訪ねてきた。青年曰く、さる人物が「甥っ子の家庭教師として」ジェームズを雇用したいと言っていると。
それは、イギリスきっての大作家「エリック・シェリー」そして、その甥っ子とは、あのアベルだった……。
入深かごめ×千之ナイフコンビが放つ、ゴシックホラーBL「赫い月の夜に」続編‼
※本作は入深かごめの個人誌作品の電子書籍版となります。【24ページ】
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※本作は入深かごめの個人誌作品の電子書籍版となります。【25ページ】配信ストア