――人生のどん底で出会った女は「淫魔」だった。 現実と幻想、官能と再生が交差する―― 切なく濃密な“大人の純愛ファンタジー・ロマンス”。 ※2025年12月31日までの販売となります。 仕事も家庭も失い、失意の底で彷徨っていた男・槙野真（まきの・しん）。 ある夜、花の香りに導かれるように迷い込んだ路地裏で、 赤い髪と金色の瞳をもつ異形の女・マリィと出会う。 彼女は人ならざる存在――淫魔（サキュバス）。 夢に現れた彼女が告げたのは、理不尽で不可解な契約。 応じた代償として、真の人生では“いずれ訪れるはずの出来事”が前倒しで起き始める。 傲慢で奔放に見えるマリィもまた、人間の世界に来た理由と、 決して埋められない孤独を胸に秘めていた。 その寂しさに触れたとき、真の中に芽生えたのは「守りたい」という感情だった。 ――あなたにはわかってほしいの。わたしのこと。 人間と人ならざる者の出会いは偶然か運命か。 人間と淫魔――すべてが異なる二人は、 未来を重ねることができるのか――。 ・大人の純愛×心理ロマンス×再生×ファンタジー ・切ない恋と濃密な官能描写を兼ね備えた“大人の恋愛小説” ・現実と幻想が交錯するヒューマンドラマ＆ラブストーリー ・“人間と異形の愛”を描く切ないファンタジーロマンス ・大人の恋愛ファンタジー小説を探している読者におすすめ ――幻想と現実が溶け合う“大人のための恋愛ファンタジー・ロマンス”。 切ない恋と官能的な純愛――大人のための恋愛小説 ※物語にはストーリー上で不可欠な官能描写を含みます。 【レビュー（WEB公開時】 ■主人公が先輩と交わす会話がとてもリアル。現実社会では珍しくない男同士の会話だけに、女性の作家が書いたものとは思えませんでした。きっと人生経験豊富な作家さんなんでしょう。思わず引き込まれました。（30代・女性） 【ピンナップ（電子書籍版）】藤の蜜（hujino-mitu) ＴＬ小説が好きな普通の主婦。イラストレーター、ＴＬ小説執筆、ライブ２Ｄ、３Ｄフィギュアのデザインなどを家事の合間にしている。