先生

※本作は嵩乃朔の個人誌作品の電子書籍版となります。【27ページ】

彼女は私の生徒だ。

三浦楓は都内でも一、二を争う進学校に通う高校生。
私のお母さんの親友の娘さんで週に2回私が家庭教師をしている。

しかし、最近少しだけ困っている。
なぜなら彼女からせがまれる正解のご褒美というのが……

先生、もっと ご褒美ちょうだい。
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